プルタイプアクセルリング取付車両は

こんにちは、グイドシンプレックス取付担当の山形です。

BMWに続いてプルタイプアクセルリングを取付けた車両は・・・・

トヨタ86でした! 初期モデルのAT車です。

当初、左ブレーキレバーの予定でしたがセンターコンソールとの兼ね合いで

右ブレーキレバーとなりました。ジムカーナにトライするという事だったので

ブレーキレバーのストロークは短めにしてみました。

ブレーキペダルブラケットを上の方に付けたので、ブレーキロッドもパネル内に

収める事が出来ました。

ウインカーレバーとのクリアランスが少ないのでアクセルリングのストロークはかなり厳しく

ちょっとピーキーになってしまいました。

メインスイッチ、50%スイッチはコラムカバー左側に取り付けました。

足元はスッキリ仕上がったので運転時に邪魔になる物はありません。

ジムカーナ、楽しんでください。

プルタイプアクセルリング

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

プルタイプアクセルリングはステアリングとウインカーレバーの隙間が少ないと

取り付けが出来ない為、先日のBMW M4が久しぶりでしたが、

次の車もプルタイプアクセルリングとなりました。まだ車種は明かせませんが(笑)

ステアリングを分解してセンター固定用のブラケットの取り付け方法を考えます。

セットに入っていたブラケットはこれです。当ててみると幅、長さ共合いません。

今回はブラケットを初めから作らなくて済むのでちょっとは早く作業が進みます。

凹凸があるのでフラットにフラットに削ります。

ちょっとピンボケ。

フラットになりました。

中央部に集中コネクターがあるのでスペースを作り幅を削り少し伸ばして・・・

出来たと思ったら、幅が強度が落ちてしまいアクセルリングを操作すると

汎用のバンド取り付けよりはいいのですが、タワミが気になってしまいました。

そこで補強します。裏側は反らないように直角三角形状の板を溶接しました。

前側は曲がり角の内側は溶接入れて補強しました

後ろの三角はステアリングに乗っかる感じです。

タワミがかなり改善されました。

まだまだ続きます。

長く引っ張っていた車両の発表です。

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

先々月に取り付けの様子を上げていた車両ですが、オーナー様に納車されたという事で

やっとお見せすることが出来ます。

その車両は、BMW M4 クーペです。

取り付けた装置は電気式プルタイプアクセルリングと左ブレーキレバーです。

プルタイプの取り付けは本当に久しぶりでした。

ウインカーレバーとステアリングの隙間が大きく影響するので

取り付けできる車両が限られる為です。

この車両も決してスペースが十分ではありませんでしたが、過去に使用した装置も

プルタイプだった為ので強くご希望されました。

ハイパワーな車両なのでアクセルリングのストロークを短くしてしまうとピーキーな反応に

なってしまうのでコラムレバースイッチに指が当たってもギリギリ回せる所まで

アクセルのストロークを優先しました。そしてパドルシフトもあったので

あっちこっち何処もギリギリな仕上がりです。

アクセルリングを取り付けるブラケットの寸法取りはホント気を使いました。

その甲斐あって何とか取り付ける事が出来ました。

でも一番気を使ったのは純正運転席のシートバックに

4点式シートベルトを通す穴を開ける作業が一番ドキドキしました。(画像取り忘れました)

次の車両は・・・

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

先日まで取り付け作業をしていた車両は、まだお客様に納車になっていないので

全容は今しばらくお待ちください。

そして次の取り付け車両はトヨタGRヤリスです。

ヤリスは二台目でしたがお客様のご依頼によりステアリングの位置を動かせるように

チルト&テレスコピックが使えるようにしました。

ステアリングコラムシャフトを車体に固定しているボルトからブラケットを立ち上げます。

それによりステアリングの位置が変更できますが、車体側に補助装置が付いている為、

チルト&テレスコピックを動かすとレバーとステアリングの位置関係が変わってしまいます。

それをご理解頂いた場合に限りこの取り付け方を行います。

最近の取り付け方法として加工部品を少なくする為に

スイッチ類はステアリングコラムカバーに取り付けていますが、

今回それができなかったので使っていないスイッチの部分を使いました。

しかしブランクプラグの大きさが小さくスイッチを入れる穴を開けるのが大変でした。

もう、千切れる寸前でした。(ホッ)

ブレーキロッド

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

今日はブレーキロッドを仕上げます。

仮組してロッドの長さを決めていきます。

ブレーキペダルブラケットのボールジョイントまで少し長さが足りないので

高ナットをねじ込んで緩まないように溶接しました。

ブレーキペダルブラケットを長くする方法もありますが、

ブレーキロッドをつなぐ部分がブレーキペダルの支点からの距離が長くなり

ブレーキレバーのストロークが伸びてしまうのでブレーキロッドを伸ばします。

寸法を決めてスタッドボルトを作ります。

ダブルナットを掛けてねじ込みます。

ダブルナットを緩めナット1個でロックにします。

ボールジョイント&ロックナットを付けて出来上がり。

次はセーフティースイッチを取り付けます。電気式アクセルの場合、アクセルとブレーキを

同時に操作した場合にブレーキを優先させる為のスイッチです。

樹脂の本体に切れ目が入っていますが・・・

円の真ん中ではない上にバリだらけです。アバウトです。(笑)

内側、外側のバリを落としていると下側の角が立っていたので紙やすりで角を落としました。

これをブレーキロッドに20mm差し込むのですが、ブレーキロッドの外装の仕上げが変わり

厚みが出てしまったので、無理やり押し込むと樹脂のケースが割れてしまいます。

20mmだけ塗装を削るの養生します。

ハンディーベルトサンダーで削ります。

セーフティースイッチのスリットから銀色の部分が見えないように黒染します。

取り付けると・・・

インナーロッドの長さを決めます。アウターロッドの底を合わせます。

セーフティースイッチのオンオフをする為のストロークはブレーキロッドの底に入れる

このスプリングで行います。

スプリングの分ロッドを短く切ってインナーロッドの長さが決まりました。

セーフティースイッチを取り付け配線を仮固定します。

瞬間接着剤で配線とセーフティースイッチを固定します。

そしてアクセルリングの配線と同じくセーフティースイッチの配線もブレーキ操作時には

常に動きのある配線です。長期間、断線しないように作ります。

二本の配線を収縮チューブでまとめます。

太い収縮チューブでブレーキロッド&配線を固定します。

配線は瞬間接着剤で固定してあるの見た目が綺麗に仕上がります。

全体的見見るとこんな感じです。

配線のロッド側の固定です。端は収縮チューブ、多少の動きがあります。

少し段差を付けて配線固定用の布テープを一重、段差を付けて二重の巻き最後に

動かない部分を解れないようにインシュロックで固定します。

配線の端子を取り付けて各根元を熱収縮チューブ防水型で補強します。

端子をコネクターに差し込み更に配線二本を熱収縮チューブで補強します。

最後に端子が動いて接触不良を起こさないようにシリコンシーラーで固定しました。

あとは一晩おいてシリコンが固まれば出来上がり~!

ここまでで大体3~4時間の作業です。

配線の長さ、曲がりは悩みましたが、永い間使い続けていけると思います。

ブログも長くなってしまいました。ありがとうございました。