アクセルペダル

こんにちは、グイドシンプレックス取付担当の山形です。

現在取付中の車両のアクセルペダルですが電気式アクセルペダルです。

昔のキャブレター車のアクセルペダルは支点の下側にペダル面、上側でアクセルワイヤーを引いていましたが、電気式アクセルペダルは支点の下側にペダル面があるだけです。

メカニカルアクセルを取付ける場合、ワイヤーで引きますがアクセルペダルを床面方向に引かなければなりません。しかし床面側に余裕が無い場合は金具を上まで伸ばして上側を引きます。

その金具を作る場合、最近のアクセルペダルの形状が独特なため非常に苦労します。既に穴を開けている部分は唯一平面な場所です。

正面
裏面
側面

四角形で真っすぐであれば良いのですが曲面だらけなので唯一の平面部分をベースに作ります。裏側が細くなっているので穴はΦ4mmです。M4のボルトを通して裏側は補強の為、プレートにネジを切って取り付けます。

しかし支点から上120mmの部分を引くので力がボルトに掛かるので強度が足りません。

金具の側面のM4ボルトに対して良い位置に3個穴を開けネジを切ります。

アングル材を切ってM4ボルト用の穴を開けます。平行な面では無いので大体で狙います。

続けて側面のネジ穴に合わせて穴を開けますがここにガタがあっては補強にならないので慎重に開けます。

ナイスショット! 自画自賛(笑)

ボルトで固定したのでコの字型に補強出来ました。これによりM4ボルトは横方向のズレ止めになりました。

これだけでかなり時間が掛かってしまいました。次回へ続きます。