それからそれから

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

仮組、アクセルリングの位置合わせが終わりブラケットを仕上げます。

ブラケットを取り付けるM5ネジ穴はホーンの接点金具を保持するネジ用の穴です。

このホーンの接点プレートは3つの専用のボルトで絶縁状態で固定されています。

このプレートがステアリングに接触するとホーンが鳴ります。

専用ボルトのネジ穴を2か所使ってしまうのでその代わりになる物も作って頂きました。

こちらも加工精度は1/10mm程度です。

裏からねじ込んだM5のネジがステアリング内側に出ています。

そこに作って頂いた専用ナットでプレートを固定します。

これでホーンの機能はそのまま使えるようになります。

アクセルリングブラケットは手が触れそうな部分の角を落としました。

ちょっとボケてしまいました。

そして脱脂して黒染め加工した上に黒染め塗装をしました。

永い使用期間中に塗装が剝がれてもベースの金属を黒くしておくことで

それ程目立たせない為です。(ボロ隠し?)

作業台のZライトが古典的ですが手暗がりにならず重宝しています。

まだまだ続きます。

ブラケットがあがってきました。

グイドシンプレックス取付担当の山形です。

いつもの1/1000mmを作り出す精密加工業者様にお願いしているので

1/10mm程度の精度はお茶の子さいさいでしょうか。

ステアリング裏にブラケットのスペースを作ります。

ブラケットを仮組します。

横から見ると・・・

いい感じです。

レーザーカットで切りっぱなしの状態なのでこの後仕上げます。

あっ!ステアリングに蛇のマークのカバーが!

違いますよ(^^) GSTはアルファロメオディーラをやっていますから。

現在作業中その3

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

作業がだいぶ進んできました。

しかし、そうは見えない感じがしてしまう絵ですね ( ^^)

配線を加工中です。先ず初めにコントロールユニットの取付位置を決めます。

そこそこの大きさがあるので毎回悩みます。

この車両には意外とスペースが無く試案しましたがやっと位置が決まりました。

ブレーキペダルの支点部分の固定ボルトを外して

高ナットにスタッドボルトを固定して取り付けます。

そこに微妙な角度で作ったステーを取り付けます。

そしてコントロールユニットが付きました。

引きで見てみるとその場所が分かります。

メインの電源はヒューズボックスから取りました。メイン電源のヒューズは3Aです。

アクセルペダルの配線加工は、本国の資料を基に作ります。

資料を見ながら車両の配線を確認します。時々資料が違っていたりするので

しっかりと確認します。今回は違っていませんでした!

配線で使うカプラーの端子は圧着+半田付けで接触不良を防ぎます。

割り込ませる配線も全て半田付けです。

車種は???バレていませんよね(笑)

現在作業中その2

こんばんは、グイドシンプレックス取付担当の山形です。

アクセルリングブラケットの製作を外注さんに依頼しました。

折り返し連絡が来て材料を相談して発注しました。やや時間がかかるという事で

他の部分を進めます。ブレーキレバーの取り付け&コラムカバー加工です。

ステアリングに対してのブレーキレバーの角度、高さを考慮してレバーの支点位置を決めます

ブレーキレバーブラケットがコラムカバーから出る部分の穴を開けます。

ここまで作る為に8回の脱着を繰り返しました。そして再度組付けます。

あと少し、右手前部分が当たっています。取り外して削ります。

干渉する部分が無くなったのでブレーキレバーを仮組みして動かしてみると・・・

中央部分にブレーキレバーが干渉する部分があることが分かり円弧を描く跡を印します。

ブレーキレバーの取付位置は足元のスペースを最大限広くとれるように可能な限り

上に取り付けます。が今回は少し干渉してしまうのでブレーキレバー、又はコラムカバーを

削りますがもう少し考えます。

次にメインスイッチの取付位置を決めます。

学生さんの頃に製図書きの時に使っていたテンプレートが重宝します。これは39年物です (^^)

型紙を作ってコラムカバーに当てて内側を確認しながら位置を決めます。

内部形状によりコラムカバー右側にスペースがあるのでここにします。

そして作業は粛々と続きます。