BMW Z4の続き

こんばんは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

コラムブラケットを入れることによってコラムレバースイッチの裏側も大きく削りました。

ブラケット自体にもコネクターを通す穴もあけました。

通常の取り付けではステアリングコラムシャフトに取り付けたブラケットに

ブレーキレバーの支点部分を取り付けるのですが、今回は色々調整しましたが

支点の位置を大幅にオフセットすることになりました。

後ろ側の右側に大きくずらしました。

タイトな運転席なので意外と苦労しました。

プッシュアンドプルのレバーとステアリングの位置関係はいい感じに出来上がりました。

プッシュアンドプルのロック無しだったので

電気的な配線加工は無くちょっとほっとしました。

取付実績の無い車両は初めの現車確認が大切で、スペースの確認、配線の確認、

アクセルシグナルの確認など、確認事項が増える一方です。

最近のドイツ車ではアクセル信号がフレックスレイという物が増えてきています。

この場合、車台番号を送った上でその車両専用で部品を取るので在庫品では対応できず

受注から入荷まで1~2か月かかるようになりました。

後付けの製品は大変です。

BMW Z4

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

取付ける装置は一番シンプルなプッシュアンドプルロック無しです。

すんなり行くかなと思ったらいやいや、大変大変。

黄色矢印の部分のブラケットを取り付ける為に邪魔な部分の赤い矢印部分を削ります。

追加で赤い矢印の部分も削りました。

そしてこんな感じになりました。

ブラケットにはコネクターを通す穴を開けました。

この先のまだまだ大変なことが続きます。

では次回、お楽しみに! 楽しくないかな?

プルタイプアクセルリング取付車両は

こんにちは、グイドシンプレックス取付担当の山形です。

BMWに続いてプルタイプアクセルリングを取付けた車両は・・・・

トヨタ86でした! 初期モデルのAT車です。

当初、左ブレーキレバーの予定でしたがセンターコンソールとの兼ね合いで

右ブレーキレバーとなりました。ジムカーナにトライするという事だったので

ブレーキレバーのストロークは短めにしてみました。

ブレーキペダルブラケットを上の方に付けたので、ブレーキロッドもパネル内に

収める事が出来ました。

ウインカーレバーとのクリアランスが少ないのでアクセルリングのストロークはかなり厳しく

ちょっとピーキーになってしまいました。

メインスイッチ、50%スイッチはコラムカバー左側に取り付けました。

足元はスッキリ仕上がったので運転時に邪魔になる物はありません。

ジムカーナ、楽しんでください。

プルタイプアクセルリング

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

プルタイプアクセルリングはステアリングとウインカーレバーの隙間が少ないと

取り付けが出来ない為、先日のBMW M4が久しぶりでしたが、

次の車もプルタイプアクセルリングとなりました。まだ車種は明かせませんが(笑)

ステアリングを分解してセンター固定用のブラケットの取り付け方法を考えます。

セットに入っていたブラケットはこれです。当ててみると幅、長さ共合いません。

今回はブラケットを初めから作らなくて済むのでちょっとは早く作業が進みます。

凹凸があるのでフラットにフラットに削ります。

ちょっとピンボケ。

フラットになりました。

中央部に集中コネクターがあるのでスペースを作り幅を削り少し伸ばして・・・

出来たと思ったら、幅が強度が落ちてしまいアクセルリングを操作すると

汎用のバンド取り付けよりはいいのですが、タワミが気になってしまいました。

そこで補強します。裏側は反らないように直角三角形状の板を溶接しました。

前側は曲がり角の内側は溶接入れて補強しました

後ろの三角はステアリングに乗っかる感じです。

タワミがかなり改善されました。

まだまだ続きます。

長く引っ張っていた車両の発表です。

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

先々月に取り付けの様子を上げていた車両ですが、オーナー様に納車されたという事で

やっとお見せすることが出来ます。

その車両は、BMW M4 クーペです。

取り付けた装置は電気式プルタイプアクセルリングと左ブレーキレバーです。

プルタイプの取り付けは本当に久しぶりでした。

ウインカーレバーとステアリングの隙間が大きく影響するので

取り付けできる車両が限られる為です。

この車両も決してスペースが十分ではありませんでしたが、過去に使用した装置も

プルタイプだった為ので強くご希望されました。

ハイパワーな車両なのでアクセルリングのストロークを短くしてしまうとピーキーな反応に

なってしまうのでコラムレバースイッチに指が当たってもギリギリ回せる所まで

アクセルのストロークを優先しました。そしてパドルシフトもあったので

あっちこっち何処もギリギリな仕上がりです。

アクセルリングを取り付けるブラケットの寸法取りはホント気を使いました。

その甲斐あって何とか取り付ける事が出来ました。

でも一番気を使ったのは純正運転席のシートバックに

4点式シートベルトを通す穴を開ける作業が一番ドキドキしました。(画像取り忘れました)