久しぶりのフィアット500

こんにちは、グイドシンプレックス担当の山形です。

今回の取付車種は当社取り扱い車種のフィアット500です。

取り付ける装置は電気式アクセルリングの引くタイプと右ブレーキレバーです。

この車両にはパドルシフトが無いので右手でハンドルを持ちながらブレーキを操作し

左手でシフトダウン操作が出来るように右レバーを選択されました

アクセルリングはセンター固定タイプです。

ステアリング廻りを作り始め、仮組をした所、アクセルリングのブラケットが

コラムカバーに微妙に干渉しています。そこでアクセルリングのブラケットを

ほんの少し曲げます。手前側に2.5°

リングを取り付ける部分が下を向いてしまうので2.0°上向きに修正。

鉄板で厚みがあるので油圧プレスで一発勝負の修正でした。

アクセルリングの下側が上側に比べて若干広くなりましたが、

アクセルリングの下側を操作するとアクセルリングが少し撓む(たわむ)ので

ちょうどいい感じに決まりました。

アクセルリングののコントロールユニットは、ECUの収まる空間と

ちょうど良いM8のスタッドボルトがあったのでアクセルペダルの

上の方にブラケットを作ってセットしました。

ブレーキロッドもニーエアーバッグの展開の邪魔にならない場所にセット出来ました。

ブレーキレバーとドアの内張とのクリアランスが少なめですが、

ブレーキのストロークはそれほど長くないので問題ありません。

楽しく乗って頂けたらと思います。

Jeepラングラー 移設作業

こんにちは、グイドシンプレックスの山形です。

今回はJKラングラー→JLラングラーの移設作業です。

車両の外観形状は昔から変わらずにきているのでそれ程難しい作業ではないと思っていました

しかし実際は劇的に進化していました。室内のイメージは変わらないのですがよくよく見ると

運転席廻りの内装は全く違う物になっていました。

まず初めにステアリングコラムの下、膝の前のパネルを外していきなりビックリしました。

JKラングラーでは星印の二段に積まれたユニットは無く大きな空間がありました。

そこにブレーキロッドとアクセルユニットのECUを収める事ができましたが、

今回は作業の初めから考えさせられてしまいました。ブレーキペダルの曲がり方は同じですが

作りが全く違います。ブレーキペダルブラケットも作り直しです。

ステアリングコラムカバーもステアリングコラムレバースイッチも変わっていたので

ブレーキレバーブラケットも使えません。ほぼ新規取付となりました。

レバーの位置決めはステアリングとの位置関係とブレーキストローク、操作性で決めます。

レバーの位置が決まりブレーキペダルブラケットとブレーキロッドの配置を考えた所

やはり二段に積まれたユニットが邪魔になりました。(黄色丸印)

ユニットは真ん中にセットされていたので右に移動することにしました。

下側はアルミダイキャスト製だったので穴を開けてネジを切りました。

上側は金属のステーで挟み込んで固定しました。

ブレーキペダルブラケットは大きくオフセットしているので補強を入れました。

グイドシンプレックスのECUは前回と同じ方法で高さを変えて取り付けます。

ブレーキロッドはこんな感じに通りました。

足元のヒーターの吹き出し口は奇跡的に最小の加工で済みました。

ここからステアリング廻りの取付です。

コラムレバースイッチの下側を削ります。コラムカバーが上下に分割しない円筒形なので

逃げ加工を行いながら組み立てる順序を考えます。

レバーブラケットの固定ボルトを回す為の逃げ加工です。

初めのレバーの位置決めの際にカバーとの位置関係を見ておいたので隙間はほぼありません。

コラムカバーの後部はブーツになっているのでそこを狙いました。

一回組み上げてステアリングを回すと干渉していたので削り直しです。

更に二回削り直してピッタリ仕上がりました。

切ったブーツが外に出ないように内側に接着です。

ブレーキロッドの為の逃げ加工とスイッチの取付穴です。

ブレーキロッドを内側に入れたので足元はスッキリ仕上がりました。

前回のJKラングラーよりもブレーキストロークを増やしたので

コントロールし易くなりました。

いい感じに仕上がりました。

右ブレーキレバー

皆様こんにちはGuido simple Japan 滝浦です。

今回ご紹介させて頂くのは右ブレーキロッドです。

先日、スズキ スペーシアにエレクトロニックアクセルリング及びブレーキレバーの取付ご依

頼を承りました。

当初の予定では左にブレーキレバーを取付予定していましたがシフトレバーが有り思ったより

スペースが無い事に気が付きお客様にご相談させて頂き右レバーに変更しました。

ですが右側も余りスペースが無い感じです……。

そこで右ブレーキレバーショートタイプの出番です!!

写真上側が左ブレーキレバーで、下側が右ブレーキレバーショートタイプです。

若干短いのが解りますでしょうか?

この若干短いのが良いのです!!

実際取付けてみるとドア内張りとブレーキレバーの間にスペースが確保出来ました。

無事に取付完了してご納車させて頂きました。

右ブレーキに変更したいと思っているユーザー様も変更可能です、是非ご相談ください。

Guido simple 滝浦

戻って来ました。

こんにちは、暫くグイドシンプレックスから離れていましたが

戻って参りました山形です。

55歳を超えて体も固くなってきましたが

頑張って運転席の足元に潜り込んで作業しています。

取り付け車両の様子をアップしていきますので

宜しくお願い致します。

インプレッサ メカニカルプッシュ&オートクラッチ

皆様こんにちはGuido simplex 滝浦です。

今回はお客様の車両スバル インプレッサにメカニカルプッシュアクセル&オートクラッチの取付を実施させて頂きました。このアクセル装置の特徴はステアリング上にアクセルリングを設置し、リングを押すことでアクセル動作をする事が出来ます。両手でステアリング及びアクセルを操作する事が出来る為、安定した運転姿勢を保持する事が可能です。ブレーキ操作は独立しておりステアリングコラム下部に設置されたレバーを押す事で簡単に作動してご利用者様の腕の力に合わせてレバー比の調整が可能です。フロアータイプと比較した場合、足元のスペースが十分に確保されています。また、ブレーキレバーには停車中のブレーキロック機能が装備されておりホーンボタンも追加する事が出来ます。

このインプレッサの場合はアクセル開度をワイヤーにて伝達する為、若干の重みがでます。

アクセル信号がエレクトリックの場合はリングを押す力は軽くスムーズに操作できます。

オートクラッチの特徴はマニュアルトランスミッション車両のクラッチ操作を自動化する装置です。エンジン回転・車速・アクセルON/OFF・ブレーキ操作の作動といった各情報を電子制御システムが適切に判断して最適なクラッチワークになるようにコントロールします。エンジンの特性や利用者様のドライビングスタイルに合わせた専用のプログラミングを行い、クラッチの作動を調整する事が可能です。また、本体のスイッチを「OFF」にすると簡単に通常のクラッチ操作に戻ります。

色々なタイプの補助装置が有りますのでご興味御座いましたら是非ご連絡頂ければと思います。