ブレーキロッド

こんにちは、グイドシンプレックス取り付け担当の山形です。

今日はブレーキロッドを仕上げます。

仮組してロッドの長さを決めていきます。

ブレーキペダルブラケットのボールジョイントまで少し長さが足りないので

高ナットをねじ込んで緩まないように溶接しました。

ブレーキペダルブラケットを長くする方法もありますが、

ブレーキロッドをつなぐ部分がブレーキペダルの支点からの距離が長くなり

ブレーキレバーのストロークが伸びてしまうのでブレーキロッドを伸ばします。

寸法を決めてスタッドボルトを作ります。

ダブルナットを掛けてねじ込みます。

ダブルナットを緩めナット1個でロックにします。

ボールジョイント&ロックナットを付けて出来上がり。

次はセーフティースイッチを取り付けます。電気式アクセルの場合、アクセルとブレーキを

同時に操作した場合にブレーキを優先させる為のスイッチです。

樹脂の本体に切れ目が入っていますが・・・

円の真ん中ではない上にバリだらけです。アバウトです。(笑)

内側、外側のバリを落としていると下側の角が立っていたので紙やすりで角を落としました。

これをブレーキロッドに20mm差し込むのですが、ブレーキロッドの外装の仕上げが変わり

厚みが出てしまったので、無理やり押し込むと樹脂のケースが割れてしまいます。

20mmだけ塗装を削るの養生します。

ハンディーベルトサンダーで削ります。

セーフティースイッチのスリットから銀色の部分が見えないように黒染します。

取り付けると・・・

インナーロッドの長さを決めます。アウターロッドの底を合わせます。

セーフティースイッチのオンオフをする為のストロークはブレーキロッドの底に入れる

このスプリングで行います。

スプリングの分ロッドを短く切ってインナーロッドの長さが決まりました。

セーフティースイッチを取り付け配線を仮固定します。

瞬間接着剤で配線とセーフティースイッチを固定します。

そしてアクセルリングの配線と同じくセーフティースイッチの配線もブレーキ操作時には

常に動きのある配線です。長期間、断線しないように作ります。

二本の配線を収縮チューブでまとめます。

太い収縮チューブでブレーキロッド&配線を固定します。

配線は瞬間接着剤で固定してあるの見た目が綺麗に仕上がります。

全体的見見るとこんな感じです。

配線のロッド側の固定です。端は収縮チューブ、多少の動きがあります。

少し段差を付けて配線固定用の布テープを一重、段差を付けて二重の巻き最後に

動かない部分を解れないようにインシュロックで固定します。

配線の端子を取り付けて各根元を熱収縮チューブ防水型で補強します。

端子をコネクターに差し込み更に配線二本を熱収縮チューブで補強します。

最後に端子が動いて接触不良を起こさないようにシリコンシーラーで固定しました。

あとは一晩おいてシリコンが固まれば出来上がり~!

ここまでで大体3~4時間の作業です。

配線の長さ、曲がりは悩みましたが、永い間使い続けていけると思います。

ブログも長くなってしまいました。ありがとうございました。

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